[2004.05.05]
  CNET Japanは言論統制をしています


 ▼アップル、iTunes楽曲交換ヘルパーアプリを無効に(CNET Japan)
  http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20065765,00.htm


 情報操作,世論操作,虚偽報道,情報隠蔽,言論統制。

quote:アップル社はiTunesソフトウェアの機能をいくつか改善し,その一環として,別のコンピュータから音楽をダウンロードすることに悪用された欠陥も修正した。

 基本的にこのスペースでは同じ内容の記事は扱わない。今回とりあげるCNET Japanの記事は,4月29日付け(過去記事)で取り上げた米ZDNetの記事と同じものを翻訳しただけのものだ。が,英文が読める人は元の米ZDNetの記事米CNETの記事と,CNET Japanの記事を比較してみて欲しい。翻訳記事では,プレイフェアに関する記述がごっそりとはぶかれている。これは,どういうことだろうか? 日本で行ってもいないiTunes ミュージックストアにかけられているプロテクトをクラックする記事を理由もなく取り除き,さして問題のない音楽ストリーミングクラックの阻止だけを伝えている。元ZDNet Japanで米ZDNetの記事の多くをいまも掲載しているIT Media Newsも,連休中とは云え,29日,30日と更新日があったはずなのに,米ZDNetが報じるPlayFairの記事は探したがみつからなかった。これは,なにか納得のいく意見があるのだろうか? CNET Japanでは「日本向けに編集したもの」という注釈があるが,こんなあからさまな記事の一部削除などほとんどない。この事実を,どのように受け止めるべきだろう。

 折から,4日付けの産経新聞の記事では,イラク人質事件に関する全国紙の社説を比較している。新聞を読み比べている人なら誰でも知っていることだが,全国紙4紙は,「←朝日・毎日・読売・産経→」という順で,異なる政治的意見を表している。一概に云うのは難しいが,左翼的意見の朝日と右翼的意見の産経は,常に対局的だ。どちらの意見が正しいと思うかは人それぞれだと思うが,紙面にどのニュースを載せるか,載せないか,どの記事を大きく扱うか,小さく扱うかでも,各紙とも自分の意見に沿った作りにしており,テレビも含めてまったく平等で中立的な報道というのはあり得ない。だが,4紙もあればどこかにすべてのニュースは載る。そして社説をメインとして各紙の考えを知ることができ,その新聞の立場,規範を知った上で読める。各紙を読めば,自分の考えをきちんと持つことができる。しかし,プレイフェアについて報じている,日本のIT系ニュースメディアは皆無である。これは,かなりいかがわしい。これらの報道機関を信じていいか,もう一度,きちんと考えた方がよいだろう。

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